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ユニーク

世紀の伝説

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気泡が湧き上がる偉大なワイン

サロンは唯一無二のシャンパーニュです。この異端児的ワインは、すべてが「単一」という枠の中で誕生しました。エメ・サロンというひとりの男が夢見たシャンパーニュは、単一のテロワール(コート・デ・ブラン地区)の単一のクリュ(メニル・シュール・オジェ村)で育つ、単一ブドウ品種(シャルドネ)で造ったヴィンテージワインでした。シャンパーニュはノンヴィンテージであることが主流ですが、サロンには必ずヴィンテージが入り、その上ブドウが最高の状態で収穫された年だけに、サロンが生まれるのです。

オリジナリティ
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1905年に初めてのヴィンテージを世に出したサロンの歴史は、シャンパーニュとメニルのテロワールをこよなく愛した男の一生でもあります。不動の信念に突き動かされたとでもいうような、特異な性格を持ったエメ・サロンは、自らの願望をパーフェクトに叶えるシャンパーニュを生み出します。当初は存在しなかったブラン・ド・ブランを、独自の楽しみのためだけに製造し、それは1920年代に至るまで、世の中に出回ることはありませんでした。

このシャンパーニュには、1ヘクタールの区画「ジャルダン・サロン(サロンの庭園)」と、20世紀初頭にエメ・サロン自身がメニル・シュール・オジェ村で選定した19の小規模な区画で栽培されたブドウが使用されています。複雑な味わいと繊細さを存分に開花させるため、サロンは通常10年の間、セラーで熟成されます。

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希少価値
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サロンの方針によって、これまでに瓶詰めされたボトルのほぼすべてのヴィンテージが、メニルのセラーで眠り続けています。これは、継承を尊重するメゾンの信念を表しています。

20世紀を通して生産されたヴィンテージの数が、わずか37。これはワイン界では異例の数といえるでしょう。

今日、サロンはドゥラモットと共に、ディディエ・ドゥポン社長、及びローラン・ペリエグループの最高醸造責任者ミシェル・フォコネー氏の管轄下で、歴史を刻み続けています。

 

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Bottle

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1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2006

Champagne Salon 2012

シャンパーニュ・サロン2012 微笑み

ヴィンテージ

温暖な⽇々から始まった2012年の冬も、2⽉に⼊るとマイナス10度から20度まで気温が下がり、霜が降りました。しかし、3⽉に⼊ると穏やかで温かい⽇々がおとずれ、発芽の気配が感じられます。4⽉は、⽇中の降⽔量が多く、夜間は快晴だったために寒く、霜も降りました。⾬は7⽉まで続き、ブドウの⽣育が⼼配されました。開花中に寒波がおとずれ、曇りの⽇が続きます。しかしいよいよ8⽉になって、上旬は猛暑と⾔われるほどの晴天がおとずれました。その結果、ブドウの実は⽔分を含んだままのものや、乾き切ったものなどがまちまちで、⼗分な豊作は期待できそうにありませんでした。そんな懸念の中、9⽉17⽇にメニル村から収穫が始まりました。
⾃然はいたずらなものです。絞られたブドウは、タンクの中で華麗な果汁となり、素晴らしいポテンシャルが予想されるワインへと変⾝したのです。まるで、ワインが「私の勝ちだ!」といたずらな微笑みを⾒せているようです。糖分、美しい酸味、壮⼤な熟成ポテンシャル、すべてが揃ったシャンパーニュサロン2012。後はゆっくりと育つのを待つだけです。作り⼿の微笑みはこんな瞬間に⽣まれるのです。

サービス

13°C ~15°C

テイスティング

イエローダイヤモンドが持つ無限のファセットのような完璧さへの願望。感動的なテイスティングが導くデリケートなサプライズ。光の中で輝く澄んだ⻩⾦⾊と透明で繊細な緑⾊。⾹りはまずミネラル感。そしてサロンに特徴的な⽯灰質感、フルーティーな⾹り、そしてバラのドライフラワー。余韻は⻑々と続き、新鮮さ、ボディを持ちながらもスレンダーな⼝当たり、そして率直で⾼貴な酸味。これらの完璧な⻣格から、何⼗年もの輝かしい熟成ポテ ンシャルが予想されます。また、空気に触れさせることで、パイナップル、ライチ、軽いスモークの⾹りが広がります。愛らしく魅⼒的でミステリアスな微笑みを持つサロン2012 。それはまるで、謎に包まれたモナリザの微笑みのようです。正反対のものが共に勝利する同盟、⽢い恋愛戦争。サロン2012の愛。舞い上がる炎のような、笑顔の輝きをお楽しみくだい。

フード&ワインペアリング

果てしなくピュアな味わいのサロン2012は、ストレートなミネラル感が強い料理や食材との相性が良いでしょう。例えば、ラングスティーヌのタルタル、昆布でマリネしたホタテ、キャビア。海の幸では、イシビラメの味噌ローストにオランデーズソースを添えた⼀品、⼭の幸では、コレーズ産の仔⽜のフィレにホワイトアスパラガスとモリーユ茸を添えた⼀品などがおすすめです。しかしこれら以外にも、いろいろな⻝材や料理と合わせてみてください。微笑みながら、夢を⾒て、愛しながら。

熟成能力

15年以上

Champagne Salon 2008

サロン2008、夢

ワイン

歴史が刻まれたシャンパーニュ、サロン。1910年代、ウジェーヌ=エメ・サロンが夢見たシャンパーニュは、メニル・シュール・オジェという偉大なテロワールで収穫された、シャ ルドネ種のみ使用のヴィンテージワインでした。「唯一無二」という特徴のもと、繊細で多彩な、世界最高級のシャンパーニュを夢見たのです。そんな創始者のビジョンの象徴ともいえるヴィンテージが、サロン2008です。セラーで時間をかけて育てられ、自然がもつ感動的な美を豊満に表すこのシャンパーニュは、ミネラル感たっぷりで、白亜土壌特有の香りが長い余韻となって口の中を包み込みます。しっかりとした骨格の力強い味わい。長期熟成の可能性を予告する見事なミネラル感。自然が見事な働きを成し遂げ、絶妙のバランスが取れたワインが生まれました。

ヴィンテージ

暖かい冬の後に雨の多い春が訪れ、開花が始まる6月初旬は寒さに見舞われました。しかし、ブドウの木は力強く育ち、天はブドウ農家に味方したようです。その後暑い夏が到来し、ブドウが結実してよい兆しが見えました。豊作ではなくとも、質のよいブドウの出来が見込まれたからです。見事な天候の8月が、収穫の日取りを確実なものにしましたが、9月初旬は曇天続きで、最後の不安をかきたてました。ところがどうでしょう。シャルドネは時間をかけながらも成長し、サロンのブドウ畑の収穫日となった9月17日まで、しっかりと力を蓄え続けました。 2008年、それは厄介ではあってもサロンの独創性が証明される年となりました。結果は神々しいまでの驚異、またそれ以上のものだったかもしれません。なぜなら、土地の聖霊と人間の才能が生み出した、シャルドネの華麗さの極致がそこにあったからです。

サービス

13°C ~15°C

テイスティング

グラスに注がれたサロン2008は、どこまでもサロンそのものです。透明さのなかで黄色く輝くダイヤモンドと緑の色調、テロワールの特徴を示す深いアロマを秘めた香り、あらゆる複雑さを展開しながら、しっかりとした骨組みにささえられ、抜群のバランスを作り上げています。そこには、土壌から生まれるミネラル感がはっきりと表れ、それらが長い余韻を残しながら、白亜土壌由来の酸味とともに、私たちの喉を潤しながらもさらなる一口へと誘うことでしょう。やがて繊細な気泡が狂おしい魅力を発揮しながら、ミネラルな味わいが鮮やかに開花するのです。

フード&ワインペアリング

シャンパーニュサロン 2008 は、大地、大海、大空といった大自然を思わせるワインです。また 、世界中どこでも極上の時間が過ごせるシーンにぴったりなワインでもあります。かつて味わった祖母の美味しい料理を思い起こすとき、あるいはトリュフを、牡蠣を、キャビアを、セヴィーチェを、カリっと揚がった天ぷらをはじめて味わった、あの至福の瞬間を思い起こすとき、 サロン2008はそんな夢の世界に最適なワインです。 寛大なエスプリをもったシャンパーニュ サロン2008、まさに夢のワインです。

熟成能力

15年以上

Champagne Salon 2007

サロン2007、白熱

ワイン

サロンは、唯一のブドウ品種であるシャルドネ、唯一のテロワールであるコート・デ・ブラン地区、唯一のクリュであるル・メニル・シュール・オジェ村、そしてその年に収穫されたブドウしか使わない、というすべてが「唯一」という文字で綴られたワインです。各ヴィンテージ によって同じ顔を見せないサロンは、ブドウの状態が最良の年にしかリリースされません。そのため、各ヴィンテージが、土地と自然がもたらす素材を尊重した、夢のような逸品に仕上がるのです。ワインを育てる、とはよく言ったもので、サロンが作られる行程は、各ブドウの性格や特徴を尊重しながら行う、最も繊細な教育とも言えるでしょう。そしてこの教育、つまりワインに本来備わった最良のものを引き出す方法を実行するのは、サロン造りに携わる人々に他なりません。サロン2007は 、天使のように愛らしく、育ちの良い子供のようです。若さに輝き、美しく華やかに成熟し続けることでしょう。

ヴィンテージ

穏やかな冬と素晴らしい4月の後、ブドウ畑は美しい花が咲く季節を迎えます。6月、7月は晴天が続き、肌寒かった8月に必要な熱を残しました。寛大な自然に恵まれ、収穫の時を迎えたかのように見えましたが、突如晴天の日が訪れたことで、収穫開始が延期されます。エネルギーと光が、ブドウ畑に再度溢れ出したのです。不安定な年ではありましたが、完璧に熟したブドウが収穫されました。多すぎない程度の豊かな糖分と、率直な酸味を持つブド ウ果汁が、適度な量で搾取されました。ここからは、時間がワインをゆっくりと熟成させてくれるはずです。

サービス

13°C ~15°C

テイスティング

グラスに注がれたサロン 2007 は、淡いトーンの中でレモンイエロー、または緑色の反射光をもつ黄金色が私達の目を楽しませてくれます。泡は繊細で敏捷。活気があってエネルギッシュなサロン 2007 のイメージそのものです。グラスからは、レモン、ライム、ゆず、早朝を思わせる香りに、青りんごや、ほんの少しだけ燻したお茶や、濡れた石の上に覆ったフレッシュハーブの香りが立ち込めます。口に含むと、純粋さや潔白さが感じられた後で、メニル特有の、小石の多い土壌のテロワールの厳密さが表に出てきます。一つの衝撃、終わることのないきらびやかさが続きます。サロン 2007がもつ白熱は、セラーの暗闇の中で長期において持続することでしょう。サロン 2007は、その姿を現せはじめたオーロラを思わせるワインです。

フード&ワインペアリング

海の幸はサロン2007との相性が抜群で、このワインをさらに美味しく引き立てます。生、グラタン、エスプーマなど、あらゆる調理法による牡蠣料理。ラングスティーヌの天ぷらやスズキのタルタル、またはセビーチェ。ホタテならさっと焼いたものが最高です。 食事の最後には、24ヶ月熟成したコンテチーズやトリュフ入りのブリーチーズがおすすめです。

熟成能力

15年以上

Champagne Salon 2006

サロン2006、ロマンティック

ワイン

サロンは「唯一無二」という言葉がぴったりなシャンパーニュです。コート・デ・ブラン地区のテロワールに位置するメニル・シュール・オジェ村。そこのクリュで育ったシャルドネ種しか使わず、各ワインに必ずヴィンテージが入るシャンパーニュサロン。その上、より優れた年にしか出荷をしないこだわりが、唯一無二の所以です。
その年の気候が起こす些細な出来事が、すべてを変えてしまう。そんな繊細な環境が、サロンの気質を作り上げるのです。ロマンチックで、情熱的で、興奮に満ちたサロン 2006。静寂の中で時間をかけて熟成させるため、メニル・シュール・オジェ村にあるワインセラーで少なくとも11年の年月が流れます。そんなに長い時間をかけて育てられたにもかかわらず、ワインには若い力が漲り、反逆心のある風味が感じられます。まさに将来が約束されたシャンパーニュです。

ヴィンテージ

太陽と暑さに恵まれた6月と7月の後、肌寒くて雨が多い8月を迎えました。ところが、9月は一転して、朝方はひんやりしていましたが、日中には太陽がブドウ畑を十分に照らします。この天候は、収穫が終わる10月2日まで続き、この年の特徴となる糖分と適度な酸味に恵まれた素晴らしいブドウが収穫されます。収量は、多すぎず、少なすぎず。将来が楽しみなサロン 2006。前途洋々なワインができました。

サービス

13°C ~15°C

テイスティング

急がないこと。サロン 2006の栓を抜いたら、一呼吸し、肩の力を抜いて、しばらく待つことが大切です。それから、ゆっくりグラスに注いで下さい。色合いは、銀色がかった緑色の煌きを見せる明るい黄金色。開栓直後のサロンに特有の、魅惑的な香りが立ち込め、安定した細かい気泡が力強く立ちのぼります。はじめの香りは、フローラル、柑橘類のピール、わずかにトーストしたブリオッシュ。そして、新鮮なへーゼルナッツ、プラリネ、ドライアプリコット、熟した黄色の果実といった、秋のアロマが立ち込めます。生命力を備えた若狭がもたらすような、新鮮味が高貴でロマンチックな印象を受けます。そでには、ミステリーさと魅力性が同居しています。洗練さに長けて、寛大で軽やか。それでいて頑健。これらの相反する特徴を合わせ持つサロン 2006の印象は、口に含んだときに確信となります。完璧な骨格からは育ちの良さを感じさせ、温かみもあるかと思うと、矢のような辛辣さも感じさせるワイン。ちょうど良い酸味が、30年間熟成できるワインであることを告げており、将来が大変楽しみなワインです。

フード&ワインペアリング

サロン 2006にあう料理や食材は数々あります。薄くスライスしたイベリコハムとは最高なデュオを組みますし、濃厚なブラックチョコレートのタルトやトリュフ風味のポテトピューレ、あるいはトリュフを入れた卵料理やまぐろのカルパッチョなども最高です。

熟成能力

15年以上

Champagne Salon 2004

サロン2004、噴火前の火山

ワイン

比類のないシャンパーニュ、サロン。それは、シャンパーニュ造りの常識と慣習を破るような野心と、偉大な構想から生まれました。1900年代に、シャンパーニュをこよなく愛する審美家、ウジェーヌ=エメ・サロンが生み出したワインは、コート・デ・ブラン地区の中心部に位置する、メニル・シュール・オジェ村の単一クリュで育った、同一年に収穫された単一品種シャルドネのみで造るという、こだわりのワインです。史上初のブラン・ド・ブランであるシャンパーニュサロンは、この単一性から絶妙に複雑な味わいを生み出し、お祝いのシーンにぴったりのシャンパーニュです。

ヴィンテージ

2004年、シャンパーニュ地方は全体的にブドウの熟成が遅れ、それは糖分と酸味が絶妙のバランスを見せるコート・デ・ブラン地区の伝説の地、メニル・シュール・オジェも例外ではありませんでした。しかし、実りが遅いからと言って、豊熟なブドウができないと言うわけではありません。7月には、より凝縮した実を得るために余分なブドウの房を若いうちに切り落としてしまう、グリーンハーヴェストの作業が行われました。涼しくて雨がちな8月の間は、ブドウの熟成が進みませんでしたが、9月2日から、ようやく晴天に恵まれました。太陽は惜しみなく輝き、行き届いた管理下でブドウは大量に実をつけます。ブドウは酸味も充分に含む、最高な成熟度を見せ、秋風が吹き始める9月23日に、収穫が始まりました。ブドウは、凝縮されたエネルギーが爆発したかのような出来ばえでした。そして、期待どおりの品質が溢れ出します。土壌、風、雨、日光の自然条件が反映し、長い準備期間を経て出来上がった、火山を思わせるシャンパーニュサロン2004。完全なる清澄さを湛え、自らの本質を現す時をひそかに待っているかのようです。

サービス

13°C ~15°C

テイスティング

緑色に反射しながら、グラスの中できらめく淡い色合い。長くしっかり立ち上る細かい気泡は、深い味わいを約束するサロン2004の特徴です。火打石、石、燻した茶葉といったミネラルの風味に、ほんのりメントールが混ざりあった印象的な香りを放ち、口に含んだ瞬間は活きいきとして爽やか。期待どおりの強いミネラル感には、潮や海藻の香りも感じられます。それは、かつて火山によって形成され、荒波に打たれ侵食された玄武岩の崖、アイルランドのジャイアンツ・コーズウェーを彷彿とさせます。太陽、大地、水、空気がブドウ畑に働きかけ、時間が完成させた作品、サロン2004は、今後の熟成にも確かな自信を持っています。

フード&ワインペアリング

ごくシンプルに、シーフード、田舎風パンと塩バターに合わせるだけでも十分楽しめますが、牡蠣のクリームソースを添えたヒラメ料理、へーゼルナッツを添えたオマール海老の料理や、ワカメとブロン種の生牡蠣などと合わせても、美味しくいただけます。また、パルマ産ハムやイべリコハムといった、名高い生ハムが持つ気品高く濃厚で豊かな食材とも、風味の相乗効果が期待できるでしょう。

熟成能力

15年以上

Champagne Salon 2002

サロン2002、神髄

ワイン

シャンパーニュ・サロンが、「唯一性」の下に生まれた、唯一のワインであることは言うまでもありません。唯一のブドウ品種であるシャルドネ、唯一のテロワールであるコート・デ・ブラン地区、唯一のクリュであるメニル・シュール・オジェ村、そして単一年のブドウだけを使った、ヴィンテージ。それは、シャンパーニュ造りにおいて、最も高貴な構想を抱いた天才クリエーター、エメ・サロンが、1910年代に思い描いていた傑作です。シャンパーニュ・サロンは、その豊満な香りと、わずかに緑色を帯びることもある黄金色が特徴で、その絶妙なバランスと驚くほどのエレガンスは、まさに天下一品と言えるでしょう。サロン2002は、そんなサロンを象徴しています。

ヴィンテージ

2002年は最高の年でした。シャンパーニュ地方、特にメニル・シュール・オジェ村では、寒気と暖気、雨と乾燥が交互に訪れ、ひどい凍結や豪雨にはあわず、雹やあられもほとんど見られませんでした。ブドウ畑がこれほど健全な状態は、他に例を見ないぐらいでした。開花時の花粉測定では、多すぎるぐらいのブドウの収穫が予想され、その房は日に日に重くなっていきました。期待通りの品質が得られないことを危惧して、慎重なブドウ栽培農家では、若いブドウを早期に刈り入れて量を調整する作業が行われました。夏の到来と共に懸念は徐々に薄れ、晴天の暑い日々のおかげで、理想的なブドウが実りを見せます。シャンパーニュ地方のブドウの収穫は、9月半ばに始まりました。メニル・シュール・オジェ村では、少し肌寒い9月16日、真っ青な空の下で採り入れが始まり、必要な量だけを慎重に収穫されたシャルドネは、豊かで力強く、ブドウの一粒一粒が、気候を記憶しているかのようでした。人が手をかけ、技術を施行し、愛情を注いだワイン。明敏で正確で均整がとれ、輝きと魅惑感に溢れる、武士の刀のようなワインが生まれました。圧倒的な力強さ、冷静な緊張感、そしてその自信から、一種の戦闘の場をも彷彿とさせる、2002年のヴィンテージ。
サロンの神髄、そして快勝とも言えるでしょう。

サービス

13°C ~15°C

テイスティング

わずかに緑色を帯びた淡い黄金色。かすかな蜂蜜香のオレンジフラワーや、砂糖漬けの柑橘類、焼きたてのマドレーヌを思わす、複雑な香り。口当たりは繊細で、余韻が長く続きます。率直で活気もあり、それでいて慎み深く、厳密さが漂うエレガンスを持ち合わせています。武士が、花の茎を切り落す際の、刀の動き。花が高く舞い、ゆっくりと降下していくイメージです。研ぎ澄まされたロマン、それが、サロン2002です。その大胆さは、力強さとともに、ダンサーのような絶妙なバランスをも表現しています。

フード&ワインペアリング

このクリーミーで、暗示的で、いかにもシャンパーニュサロン、といったサロン2002には、時代に左右されないシンプルで特別な料理をおすすめします。例えば、オマールの白ワイン煮、ブレス産鶏肉のクリームソース、ホタテ貝のカルパッチョ、トリュフのリゾット、仔牛とモリーユ茸のココット料理、スズキの塩包み焼き、等。もっとシンプルに、といった場合には、アキテーヌ産のキャビア、からすみの極薄切り、パルマ産ハム、イベリコハム、熟成パルメザンチーズを砕片で頂くことも、おすすめです。

熟成能力

15年以上

Champagne Salon 1999

サロン1999、悪魔の美貌

ワイン

サロン1999は、37番目に生まれた20世紀最後のヴィンテージです。予想がつかないような性格ですが、すでにしっかりと頼もしく、この先さらにその可能性を広げていくワイン。今はまだ若くとも、将来輝かしいワインになるだろうという期待がみなぎっています。まだ思春期の少年のような愛嬌がありますが、悪魔のような可愛らしさが極上の美貌へと変わりゆくようなイメージのシャンパーニュです。

ヴィンテージ

シャンパ一ニュの歴史上、屈指のブドウ豊作年となった1999年。 20世紀でも、記録的に温暖な一年でした。暖冬、そして温かい春の後に、雷雨とあられがブドウ畑を襲いましたが、初夏
には再度天候に恵まれ、ブドウの開花は6月11日におとずれました。7月頭には少し雨が降り、その後珍しく涼しい日が続き、8月11日には月蝕を迎えました。ブドウの収穫は9月18日に始まり、10月3日、雨の中で終了します。この年は、とてもよく熟したブドウが大量に収穫されました。

テロワール

テロワールか、その年が持つ特徴か。サロン1999は、テロワールとヴィンテージのどちらがワインの特性に決定権を握るか、という問いを私たちに投げかけています。メニル・シュール・オジェ村特有のテロワールは、石灰質からくるミネラルな風味と粋のよさを表現しています。その一方、この年のブドウに特徴的な深みと優美なまろやかさは、熟しすぎたブドウの嫌味を強調することなしに、バランスよく際立っています。サロン1999は、この双方の力が相乗したシャンパーニュだとも言えるでしょう。それは、自信に溢れた思春期の少年が持つ精神バランスのようでもありますが、そんな繊細さこそ、この先長く熟成が続いていくポテンシャルを約束しているのです。魅力的で、異常なまでの愛嬌を持ったワインが誕生しました。

サービス

13°C ~15°C

テイスティング

色合いは、さりげなく緑がかった淡い黄色。率直な香りはまだ落ち着いていて、口に含むと即座にロ腔をとらえ、しっかりとした鮮明な質感が感じられます。自然に洗練された風味は、テロワールとこの年の気候が生み出した賜物と言えるでしょう。
ロにふくむとブリオッシュ、食パン、白い花、白桃、アーモンドを彷彿する風味が広がり、透明感のある味わいが後口に残ります。その余韻は柑橘類の風味に変わりながらさらに長く続きます。10年の年月が経ちましたが、サロン1999はこの先もさらに熟成が進み、素晴らしいワインになっていくことでしょう。

フード&ワインペアリング

サロン1999には、デリケートで気品のある食材や料理がよく合います。例えば、少し火を入れた牡蠣、アキテーヌ地方産のキャビア、トリュフの入りリゾットを添えたスズキのポワレ、リドヴォーとモリーユ茸。よく熟成したパルマ産ハムやイベリコハム、36ヶ月熟成のパルメザンチーズはもちろん、炒っただけのアーモンドにもぴったりです。

熟成能力

15年以上

Champagne Salon 1997

Salon 1997: A sensuality of silk. Rare Salon vintages : the 36th vintage of Salon, and as its pinacle of sensuality the 1997 vintage.

The wine

Throughout winter and spring the climate alternated between mild weather and extreme cold.
On June 11th, flowering began in Le Mesnil-sur-Oger.
Summer was hot and dry, making for excellent ripening conditions. The harvest commenced on September 22nd; during picking the weather was summery but with cold evening temperatures, which encouraged good acidity.

Tasting notes

The wine is pearlescent. A pale, lustrous gold with a fine, lively mousse.

The nose is complex yet ethereal. Wonderfully refined, it is intriguing and enticing. Its minerality complemented by hints of white flowers, acacia and hawthorn. A salty note enhances aromas of bread crust, brioche and the merest hint of green apple and hazelnut.

The palate is quintessentially pure, the very epitomy of balance and restraint. Exuberant on attack the mousse becomes more of a caress whilst bubbles dance playfully on the palate; its delicate allure emulating the sensuous grace of a silk veil at dawn.
Mastery character, elegance and bright vitality – Complex indeed.

Salon 1997: It is difficult to encapsulate where so many complementary and contradictory elements come together in such harmony. The finesse of silk, persistence, innate depth and power are allied to a lightness of touch. Serve slightly chilled between 13° and 15°C and its true subtlety will be revealed - feminine and seductive, voluptuousness without bounds.

Food pairings

Choose rare, but very simple dishes to accompany Salon Le Mesnil 1997

Its refined femininity and mysterious pale gold are in harmony with rare, noble produce: the exquisite freshness of the sea, scallop carpaccio, steamed lobster and spring vegetables, an adventurous risotto with strawberries and foie gras or simply a fine Parma ham, an Iberico or the heart of a 36-month matured parmesan.

Champagne Salon 1996

Champagne Salon 1996 : A pinnacle

The wine

One grape variety, one cru, one year – Salon Le Mesnil (first vintage 1905) was created by Aimé Salon, a passionate gentleman obsessed with perfection. His idea of Champagne was to fashion a masterpiece of balance and elegance, an explosive Champagne full of seductive aromas, full of character, yet subtle: Thus was born Salon Le Mesnil. Only a few thousand bottles are made in carefully selected vintages and offered for sale some ten years later.
The 1996 vintage – at the top of this rare, elite collection – is being compared to the legendary 1928.

The vintage

Rare are the vintages of Salon Le Mesnil, only 37 have been produced in the past century. Each new vintage has been a peak in the landscape of Champagne. Now Salon Le Mesnil is reaching the summit of the Himalayas with its 1996 vintage. Exploding with aromas and freshness, this new vintage offers breathtaking heights and extraordinary character.

Serving

It is a virile, strongly built wine with restrained power, “feline like a snow tiger”, adds Depond. Taste it lightly chilled (between 13° and 15° – 55-60 F), so it reveals all its power, richness and penetrating aromas.

Tasting notes

Salon Le Mesnil 1996 is a pale yellow wine with hints of green, “as bright as the morning sun light on the highest snow caps” says Didier Depond, chairman of Champagne Salon Le Mesnil. With fine, active bubbles, it has both the electricity and impertinence of youth, yet shows complexity and layers of aromas.
On the palate, Salon Le Mesnil displays a remarkable subtlety of flavors with touches of green apples, fresh citrus – lemon and grapefruit – building into mellow hints of ripe pear and kiwi.

Food pairings

Pick rare, but very simple dishes to accompany Salon Le Mesnil 1996
Salon Le Mesnil’s restrained power, dazzling aromas and mesmerizing intensity will complement dishes that combine rarity with beauty, such as the finest seafood – lobster fragrant with seaweed; scallops; freshly-roasted cod sprinkled with a few drops of green olive oil – great Parma and Ibérico ham (fat and aromatic), a delicious potato gratin with caviar or a veal casserole with morel mushrooms.
With its green, shimmering hue, its full yet lively personality, Salon Le Mesnil 1996 has already reached new summits, and there it will stand for the next 50 years.

Champagne Salon 1995

CHAMPAGNE SALON 1995, The Spirit of Seduction

The wine

The elegance and complexity of the Salon Champagne 1995 vintage takes us to the lofty heights of the sublime.

Serving

Due to the richness and complexity of its aromas and its exceptional, lingering finish, Salon champagne can be drunk in the same way as a great wine.

Salon champagne is generally drunk at cellar temperature, ideally between
12 and 13°. The structure and style of the 1995 vintage are best expressed when it is served between 13 and 15°.

It is preferable to use a glass with a curved rim, something like the “tulip” shape and allow the Salon champagne to “air” in the glass for a few minutes before tasting.

Tasting notes

Salon 1995 Champagne is pale yellow in colour, almost evanescent; it is fine and structured, with fine, regular bubbles, both lively and robust, a characteristic, complex nose with heady aromas of white flowers, honeysuckle, jasmine and orange blossom, developing gradually towards hints of lemon and exotic fruit, typical of Chardonnay.

The palate is powerful and well structured and has an immediate mineral taste, culminating in a warm and extremely sensual finish.

The elegance and complexity of the Salon Champagne 1995 vintage takes us to the lofty heights of the sublime.

Champagne Salon 1990

Salon 1990, Portrait of a great charming wine

The wine

Among those masterpieces that made the 20th century lighter and more beautiful, Champagne Salon punctuated the years with its 33 vintages. 1990, the last one for the moment, arrives with the new century: it is one of the most beautiful and the most charming.

Serving

Its richness, the complexity of its aromas and its exceptional length on the palate allow you to taste Salon Champagne like a great wine. In order to keep its character intact you should serve Salon Champagne, not ice-cold, but at the temperature of the cellar – ideally between 10 and 12°. Before tasting, let it breathe some minutes in the glass, which preferably should have a curving rim, almost like a tulip.

Tasting notes

The Beauty of Time for a Vintage of Genius
Knowing how to age is the mark of great characters and the greatest wines are of this calibre: their ability of ageing is the mark of their quality.
Salon 1990 is that seducer who certainly will not fail, on the contrary, it is a promise, a blooming to come, a sparkle that lasts, the unlimited class of the real structured and living beauty.
Rich and delicate, fleshy and rounded, dense and elegant, it is fascinating and dumbfounds one with its rare qualities pronounced by a deep golden colour and a fine and delicate sparkle.



The nose is an aromatic explosion of lime, spices and candied oranges. With its wonderfully floral quality, it radiates freshness. So much so that as it develops it acquires a sweetness which envelops us and carries us away. It is like a young girl who is amazed as she has lived such a protected life. A mystery…

Food pairings

Classy for very sensual dishes.
This monument of the 20th century needs almost universal dishes. Its richness allows this multiple and colourful marriage. You can dare everything: Sushi can bowl you over, a risotto of white truffles is exulting, a great Parma or Spanish Ham – simplicity obliges the greatest – carries you to unsuspected heights. The most classical dishes will be enhanced through their union with Salon 1990 : think of oysters, even game, hare à la royale for instance. It is beyond your wildest dreams!

Champagne Salon 1988

The 1988 vintage : the concept of freshness

The wine

At Salon, only the exceptional years are judged fine enough to produce a Champagne vintage.This only arrives approximately every 2-3 years, and 1988 is the 31st vintage in 76 years. There are rare cases that two great years follow each other as in 1928 and 1929, and 1982 and 1983.

Serving

To keep its character intact, Salon should be served not chilled, but at cellar temperature, ideally between 10 and 12°c.

Tasting notes

Salon 1988 is Champagne Salon by another name, that is to say it expresses the best qualities and ideals of Salon : finesse and power, subtle aromas changing and developing on the nose and palate, evolving in the glass and in the mouth, but nevertheless, a wine with presence, with an aura.

Salon 1988 imposes itself by its complexity, by its ability to surprise which is the charm of a great seducer. But there are no elements of a Don Juan here : the wine is real, honest and faithful, a great lover.

In a fluted glass, a transparent clear gold colour shines. A fine mousse rises to form an ascending column, slow rising and spreading out in a persistent circular motion.

The nose is complex : warm toast and brioche, truffles, contrasted with hints of candied lemon and citrus fruits. On the second taste, the breadth of the wine explodes on the palate. It makes you dream of caviar to accompany the wine.
On the palate, tasted not too chilled in order for its subtleties to develop, and as well aired as it should be, Salon 1988 has a freshness and a silky, full elegance ; it is honeyed, with a marriage of citrus elements and the creamy, grilled aromas of ripe Chardonnay, and these elements bring to perfection the wonderful qualities of the 1988 vintage in Champagne.

This is followed by a cascade of secondary aromas, of trills, enchantments and crescendos : you can never reach agreement or harmony, it makes one think of Mozart….

It is typical Salon - -long in the mouth, flawless, clear, with faint dosage. Marvel at this Salon 1988 which allies finesse and power in a richness that delights like an opera.

Food pairings

Its richness, the complexity of its aromas as well as its exceptional length in the mouth allows Salon to be tasted as a great wine. As an aperitif or to accompany a Champagne dinner, one can match it voluntarily with fine and delicate foods such as belon, caviar, nages of fish and shellfish, scallops, foie gras, white meats, fresh fruit desserts…

Champagne Salon 1985

Salon 1985 : Millennium Miracle !

The wine

Salon is made entirely from Chardonnay grapes grown in Le Mesnil-sur-Oger, one of the greatest and most distinctive crus of the Côte des Blancs.
Salon uses grapes from 100% rated vineyards only with vines all over 40 years old and growing on the mid-slopes. Limited yields are responsible for Salon’s extraordinary intensity of fruit.

The vintage

Why was Champagne Salon ’85 held until the Millennium ?

This was a vintage that mystified everyone ! Severe winter frosts had destroyed one in ten of every vine in Champagne. Despite the irregular maturity of the clusters at the end of the summer, superb sunny weather in September and October enabled the grapes to swell and ripen in perfect conditions. The beautiful late season even permitted a rare “ second harvest ” at the end of October. The quality was excellent, producing champagne of remarkable intensity.

Salon 1985 is distinguished by its elegance and great complexity. It is described by Alain Terrier, Salon’s oenologist, as : “ Bright gold, light and glittering, with aromas of candied fruits, hazelnut, and a touch of vanilla. On the palate, the first impression is of freshness and abundant Chardonnay fruit ; the finish is long and persistent. The wine displays a rarely achieved balance of strength and complexity ”.

Champagne Salon 1983

The wine

At Salon, only the exceptional years are judged fine enough to produce a Champagne vintage. This is extremely rare when two great years follow each other such as 1928 and 1929, 1982 and 1983.

Serving

To keep its character intact, Salon should be served not chilled, but at cellar temperature, ideally between 10 and 12°c.

Tasting notes

With its yellow gold colour, of good intensity, its typical nose, complex with fruity aromas of fresh figs, bergamot, anise, and also of grilled bread, butter, vanilla and wax; a palate of steeped and dried fruits, the 1983 vintage Salon is rich, creamy, powerful and superbly fresh. It is an all-powerful wine, long in the mouth with a fresh, fine, and persistent palate. Its richness, the complexity of its aromas as well as its exceptional length in the mouth allows Salon to be tasted as a great wine. As an aperitif or to accompany a champagne dinner, one can match it happily with fine and delicate food such as oysters, caviar, fish, scallops, foie gras, white meats, fresh fruit desserts …

Food pairings

Its richness, the complexity of its aromas as well as its exceptional length in the mouth allows Salon to be tasted as a great wine. As an aperitif or to accompany a Champagne dinner, one can match it voluntarily with fine and delicate foods such as belon, caviar, nages of fish and shellfish, scallops, foie gras, white meats, parmesan...

Champagne Salon 1982

The vintage

Late departure of vegetation, although with extremely favourable weather conditions, the vines developed without a hitch. For all varieties, emergence of very fine clusters. Although the vines had not produced in two years, they gave their very best. Good ripeness of the harvest thanks to superb September sunshine. Harvesting commenced on 17th and 20th September depending on the variety and vineyard. The Chardonnays are well balanced, very fine and elegant.

Champagne Salon 1979

The vintage

Late bud-burst. Emergence of fine Chardonnay clusters. Rapid flowering of white grapes. Harvesting commenced between 3rd and 8th October, depending on the terroir. The grapes generally all very healthy with alcoholic content exceeding 9° and acidity just below 9°. The 1979 wines are characterised by a very distinct neatness and a particularly striking aromatic power of the Chardonnay.

Champagne Salon 1976

The vintage

Bud-burst took place between 6th and 21st April depending on the variety and the precocity of the terroir. The emergence of clusters was considered generous. Flowering, from around 10th-15th June, came early. Summer weather was extremely hot, the soil already exceptionally dry and drought widespread over the vineyards. The speed of the ripening period, from early August, surprised the majority of winegrowers on holiday and forced to make a hasty retreat to prepare for the harvest. Ripening came extremely early, with a mere 84 days between flowering and harvesting. The grapes were perfectly healthy with low acidity. The excellent ripeness and high degree obtained for the musts, their low acidity produced a wine highlighting particular characteristics with an exceptional constitution. Robust, extremely vinous and supple.

Champagne Salon 1973

The vintage

Hail on 3rd May caused damage on the heights of Le Mesnil-sur-Oger. Flowering took place in excellent conditions. A very dry summer despite occasional storms. Harvesting began on 28th September. Good quality.

Champagne Salon 1971

The vintage

There was rapid emergence of vegetation, although spring frosts (between 27th and 29th April) affected 1000 hectares. The hailstorm of 27th May alone destroyed 650 hectares. Cold weather took hold in June, with flowering in very bad weather conditions, extending from June through to early July. Exceptional weather in July, but hail and windy weather from 27th July to 18th August completely annihilated 2650 hectares. Major erosion problems. Harvesting commenced on 18th September. Good quality.

Champagne Salon 1969

The vintage

Frequent violent summer storms, with hail affecting significant areas in a number of vineyards - close to 900 hectares were completely destroyed. Harvesting began in the dry and sunny weather of 1st October and lasted fifteen days. The harvest was healthier than in the two previous years. Very good quality.

Champagne Salon 1966

The vintage

Flowering went well. May to August storms caused a total loss of some 200 hectares across Champagne. Harvesting began in very acceptable conditions on 26th September, revealing white grapes in the peak of health. Good quality.

Champagne Salon 1964

The vintage

Flowering, speedily reaching full bloom stage, then delayed by the cold, ended well. Harvesting began on 16th September in rain which continued for 48 hours, followed by hot and sunny weather. The temperature rose as picking advanced with no notable drop in acidity. Excellent quality.

Champagne Salon 1961

The vintage

Flowering languid at the start, very rapid from full bloom stage to completion. Harvesting commenced on 20th September in excellent conditions, revealing a good health status. Fine quality.

Champagne Salon 1959

The vintage

Although flowering got off to a slow start, the rhythm intensified followed by rapid fruit setting. Harvesting started on 10th September, revealing excellent ripeness, helped by exceptional climatic conditions throughout the summer. Very good quality.

Champagne Salon 1956

The vintage

Winter frosts caused particularly severe damage to the vines in several areas. Starting on the 8th October, the harvest was quickly and efficiently completed despite serious sorting. Medium quality.

Champagne Salon 1955

The vintage

Frosts in May over all Champagne affected 1500 hectares in the Marne, whereof 400 to 500 were completely destroyed. Flowering got off to a slow start, before picking up speed and completing in a few days. Fruit set of rare perfection. Underway in the majority of communes at the beginning of October, the harvest revealed an excellent health status. Good quality.

Champagne Salon 1953

The vintage

Frost in May affecting large areas, but not with such severity. Although flowering got off to a good start, but later proved slower than expected. Particularly healthy harvest, beginning on 15th September under clement skies. Due to heavy rainfall a few days before harvesting, the grapes suddenly filled out considerably. Very good quality.

Champagne Salon 1951

The vintage

Catastrophic frosts affecting three-quarters of the vineyards and reducing total potential by at least 70%. Very early bud break. Blossoming in most regions with re-emergence deemed consistent over the various vine varieties after the frost. Cold snap disrupting flowering throughout. Late harvest (1st October) in good, dry but chilly weather. Healthy clusters. Medium quality.

Champagne Salon 1949

The vintage

Flowering was spread out over three weeks due to cold weather. Harvesting started on 19th September and was finished rapidly. Sudden development of rot during picking, with limited losses.

Champagne Salon 1948

The vintage

Hailfall in May, July and August. Flowering unfavourably influenced by atmospheric elements. Attack of grey rot at the end of August and the beginning of September, but clearing with the return of good weather. Appearing healthy, the harvest (from 20th September) nonetheless showed the effects of botrytis.

Champagne Salon 1947

The vintage

Very rapid flowering, complete on 10th June. The harvest commencing 5th September was the earliest since 1893 and perfect in all respects. Good quality.

Champagne Salon 1946

The vintage

Early bud-burst and exceptional emergence. Slow and irregular flowering. The weather improved a few days before harvesting at the end of September. Relatively satisfactory harvest. Medium quality.

Champagne Salon 1943

The vintage

Flowering in low temperatures with frequent showers. Harvesting from 15th September of excellent healthy grapes. Exceptional quality.

Champagne Salon 1942

The vintage

Frosts on 4th and 5th May mainly causing damage in the Marne valley. Flowering took place in the best conditions. Good quality.

Champagne Salon 1937

The vintage

Very speedy harvest. Harvesting was carried out on 21st September in warm and dry weather, although laborious due to rigorous sorting. Good quality overall.

Champagne Salon 1934

The vintage

Damage from May frosts, but only about 6% of potential crop. Rapid flowering progressed well. Insignificant damage from disease and insects.

Champagne Salon 1928

The vintage

Frosts in May, the Côte des Blancs sustaining the worst of it. Some hailfall hit diverse vineyards, resulting in some losses. Flowering more or less normal, although somewhat extended. Harvesting started off on a sun-filled 28th September, although ending on a rainy note. Healthy harvest of exceptional quality.

Champagne Salon 1925

The vintage

Hailfall on the Côte des Blancs and the Montagne de Reims, with notable losses. Flowering disrupted by often cold nights. Harvesting lasting over a month. Quality judged rather good.

Champagne Salon 1921

The vintage

Catastrophic black frosts on 15th/16th April, with the thermometer dropping to -7°C the first night with an occasional -9°C the following day, while temperatures varied between 24°C and 28°C from 11th to 14th April. Estimated losses comparable to 1873 - about 80% of the crop. However conditions more favourable to the development of the vine during the campaign. Perfect flowering. Harvesting went very quickly. Exceptional quality.

Champagne Salon 1914

The vintage

Protracted flowering. Powerful mildew attack in early July but without noticeable damage. The harvest started on 28th September and took place under the best possible conditions. Excellent quality.

Champagne Salon 1911

The vintage

Early flowering held up to its promises. Summer drought with harvesting from 10th to 12th September in splendid weather conditions. Perfect ripeness. Exceptional quality.

Champagne Salon 1909

The vintage

Heavy winter frosts, returning early spring until mid-May. Early and satisfactory flowering. Harvesting started on 26th September, mostly in the rain.

Champagne Salon 1905

The vintage

There were several bouts of frost in May. A number of hailstorms in June and July wreaked havoc. Satisfactory flowering. The harvest began in the last ten days of September.

輝かしい才能

ウジェーヌ=エメ・サロン

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1867年10月7日、シャンパーニュ地方コート・デ・ブラン地区に位置する、ポカンシーで、ウジェーヌ=エメ・サロンは生まれました。家族が経営する農業に興味を持たず、周囲が期待した教員への道にもまったく関心を示さなかったエメ・サロンは、パリに出て事業を試みます。情熱に満ちあふれたこの若き青年は、モントルイユにあった毛皮商シャパルの元で、見習いとして働き始めます。そこでいち早く責任者の地位を獲得したエメは、企業の発展に大きく貢献したことで、新世紀の幕開けに輝くパリでその名が知られるようになりました。

創造力
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行動力と才気があり、パリとニューヨーク間の事業に精通していたエメは、パリ、ニューヨーク、ロンドンなど、彼の訪れるあちこちの場所で毛皮商の事業を拡大します。一方で、人生を謳歌するシャンパーニュ地方出身のエメにとって、最高のシャンパーニュも愛すべきもののひとつでした。そこで彼の頭にひとつの夢が浮かびます。その夢とは、自分のためだけの、最高のオリジナルシャンパーニュを造り出すことです。故郷の地であるシャンパーニュとの絆を復活させ、他社で醸造責任者を務める義理の兄弟にアドバイスを求めます。夢を実現するためには、まず土地を購入する必要がありました。そこで、クラマン、アヴィーズ、オジェ、メニル・シュール・オジェのブドウ畑のポテンシャルを検討した結果、メニル・シュール・オジェのブドウが最も熟成に適していると判断したのです。最良のテロワールであるコート・デ・ブラン地区で、最良のクリュであるメニル・シュール・オジェ村が特定され、教会の上方に広がる最良の区画が選ばれます。ここでは、酸味と糖分の完璧なバランスを備えるブドウが栽培されました。こうして彼は、自己消費のために、アッサンブラージュなしのシャンパーニュ製造に着手したのです。

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シャルドネ
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1905年、ブラン・ド・ブランが誕生します。戦争も終結を迎えた頃、そのシャンパーニュは数多くの仲間達を喜ばせました。このワインをもっと多くの人々に味わってもらうべきだ、という友人からの勧めで、1920年、ワイン愛好家を対象にしたメゾン、サロンを創立しました。

サロンのシャンパーニュは、たちまち流行最先端のスポットに登場します。ベル・エポック時代に大繁盛していたレストラン「マキシム」を筆頭に、多くの老舗店がハウスシャンパーニュとしてサロンを選抜しました。政界人をはじめとする多種多様な人々が集まるレストランでの位置を確立することで、エメは欧州人としてのアイデンティを確信するとともに、ガストロノミー界のエリートを選出した「クラブ・デ・サン」に名を連ねます。この頃、誰もがこぞってサロンのシャンパーニュを求めました。このシャンパーニュは、シャルドネ種のみでつくられるという、当時にしては非常にめずらしい特性を持ち合わせていました。第一次世界大戦以前、モノセパージュのシャンパーニュを手がけるメゾンは皆無だったからです。こうして、エメ・サロンは、ブラン・ド・ブランの先駆者となったのです。

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普遍性
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見事な成功をおさめ、エメは優雅な人生を手に入れます。メニル・シュール・オジェの別荘に二人の料理人を雇うほど食通だったエメは、料理とその調理法に対してだけではなく、ワインとのペアリングについても確固とした見解を持っていました。

1928年のヴィンテージ登場以降、サロンはワインに造詣の深い人々から満場一致の評価を得ています。そうした敬意に甘んじることなく、メゾンならではの厳格な方針は一切変えられていません。製造量を少量に抑え、醸造法を遵守しつつ、例外的に優れた年に限定したヴィンテージワインを造り続けています。

先駆者
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シャンパーニュ地方出身のエメ・サロンは、欧州人としてのアイデンティティを強く持ち、1930年代にはルイーズ・ワイスのもとで現代的で平和な欧州の概念を擁護しました。(彼の名は、1931年度の「初の欧州人」年鑑に記載されています。)エメ・サロンは、ベル・エポック時代のパリの顔として、とりわけ政治家や議会員との幅広い交流を繰り広げ、自身の進歩主義的な考えを明確にしました。

生前のみならず、1943年の逝去後から今日に至るまで、エメ・サロンは豊かな発想を持った、自由で創造的な精神の先駆者として親しまれ続けています。

彼のシャンパーニュは、素晴らしい人生の証、豊かさのシンボル、現在まで継承されてきた歴史、最高のものを人々と共有する喜びであり続けるのです。

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